東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

干した大根を、たくあん漬けに

2016年01月08日 | 料理、食品加工

 先月収穫して干した大根、少ししわが出てきて曲がりやすくなってきました。干しあがったようなので、たくあんを漬けることにしました。試しに一本を20Lの樽に押し込んでみました。すると、ポキンと折れてしまいました。漬けるには早かったかな?そこで、縁にヒビが入っている一ランク大きな30Lの樽を使ってたくあんを作ることにしました。色付けのため、農作業小屋近くにあるくちなしの実を取りにいきました。しかし、不作で5個程度しか獲れませんでした。しかも、実は痩せていました。黄色のたくあんは望めなさそうです。

   たくあんにする大根     少量のくちなしの実       具を入れた塩水
  

 1.8kg程度の糠を使いました。そして400gの食塩を使いました。具材として、昆布,唐辛子少々,いりこ,婆様のリクエストでニンニク少々,そしてくちなしの実5個を使いました。それらをミキサーの中に入れて食塩と一緒にして撹拌して、それを糠の中に入れました。そして、柔らかめの粘土位の硬さになるように手でこねました。なお、このミキサーは八王子市南原台に住み始めた直後の昭和60年(1985年)8月31日に購入したものです。30年使っています。どんぐりの実を粉砕して、そのでんぷんを取るために購入したものです。その後、砂糖を作るため小豆から水羊羹を作るため,そしてクズの根からでんぷん(葛根湯)を取るためなどに多用しています。

           具を混ぜた規定量の塩水を、樽に入れた糠に入れる


 粘土状になった糠は一時間程度寝かせておきました。その間、具を作るために利用したミキサーを洗ったり、テーブルなどを布巾で拭きました。そして畑に出て、燃やすための残渣を集めたりしました。一時間程度経つと、干し大根を糠と一緒に樽に詰め込んでいきました。

   糠と具材をこねる       綺麗に洗ったミキサー     干し大根と糠を詰める
  

 全ての大根を詰め終ると、さなの上に重石を載せました。そして、我家北側倉庫の白菜漬けの隣りに置きました。一ヶ月後には食べることができると思います。今年は細く長い大根でしたが、干し足りなかったのか一本折れてしまいました。来年は、小さく短い大根にしてみようかと思います。数年かけて、我家に合う大根をいろいろ試してみようと思います。

             白菜漬けの隣りに、たんあん漬けを置く


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