東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

紫大麦と小麦(パスタ用)の刈り取り、そしてスズメ

2020年06月04日 | 料理、食品加工

 一昨日小麦(パン用)の刈り取りをしましたが、今回は紫大麦と小麦(パスタ用)の刈り取りをしました。刈り取りはもう少し後でもよかったのですが、スズメなどの被害がひどく、このままでは全て食べられそうな勢いでした。そのため、まだ完全には成熟していないのですが、急遽刈り取りしました。麦を刈っていると、周りではスズメたちがチュンチュンとうるさいほど鳴いていました。私が立ち退くのを待っているようでした。早朝のいい餌場になっていたのでしょうね。ところで、先日伝書鳩を保護したと思ったら、今度は麦の下にいたスズメを保護してしまいました。

       紫大麦と小麦(パスタ用)の小麦を急遽刈り取り


 ところで、紫大麦は脱穀後に押麦にして、ご飯に混ぜて食べる予定です。小麦(パスタ用)は、農作業小屋にある製粉機で製粉後に調理して食べます。それとは別に、放課後学習の成器塾でも使う予定です。手回し製粉機で製粉後、パスタか去年のようにホットケーキにするつもりです。

  食害された小麦     食べられた小麦の穂    成熟直前の小麦
  

 刈り取り前、麦の株下にスズメを見つけました。このままでは刈取機の下じきになるため、保護する事にしました。動きが鈍かったため、なんとか捕まえることができましたが、指先を少し噛まれてしまいました。麦の穂に飛び上がるのに何度か失敗して、下草の朝露に濡れて冷えてしまったのかも知れません。今年生まれた子スズメでしょうか、麦を食べる経験が浅かったのかも知れません。小さな箱に入れて日の当たる暖かい場所に置いていたら、麦を刈っている間にいなくなりました。箱の上が空いていたので、飛んでいったのではないかと思います。

  実が付いた紫大麦    スカスカの紫大麦    保護したスズメ
  

 今は梅雨に入るシーズンです。刈り取った麦を外に置いておくと、雨は降らなくても夜露に濡れてしまいます。農作業小屋に入れて自然乾燥することにしました。来週小麦(パン用)を脱穀するので、ついでに今回刈り取った紫麦と小麦(パスタ用)も脱穀しようと思います。
 ところで、明日から仕事です。仕事が終わったらニンニクを収穫しようと思います。試しに1本掘ってみたら、「掘ってください!」とばかり球根が大きく育っていました。梅雨が本格的になる前に収穫しておかなければなりません。やれやれ忙しい毎日です。

  運びやすいように束ねる         担いで農作業小屋に運ぶ
 


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