東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

去年収穫した小麦を製粉し、パンにして食べる

2016年03月20日 | 料理、食品加工

 自家製のパンをまた作ってみました。我家の畑で収穫した小麦天日干ししたものを製粉した全粒粉を使っています。砂糖,塩,バター,そしてドライイーストだけを使ったとても素朴なパンです。市販のパンより見かけは悪いのですが、それなりに美味しく食べています。

    小麦を製粉中       規定量の全粒粉        規定量の砂糖
 ゛ 

 まずは小麦を貯蔵タンクから取り出して、製粉機を使って全粒粉にしました。そして、200g位の全粒粉を製パン機に入れます。次に、砂糖を大さじ一杯,食塩を小さじ一杯,パターを少量、それらも製パン機にそのまま入れます。続いて、水を規定量入れます。最後に、ドライイーストを製パン機の上蓋に大匙一杯入れました。ドライイーストは、練りが終わった頃に自動的に投入されるようです。

  バターを少々投入       200ccの水を投入      最後にドライイースト投入
  

 我が家で使っている製パン機は、婆様が20年位前に購入したものです。倉庫の中に置いてありました。その当時、家庭でパンを作ることが流行ったそうです。とても古い製パン機ですが、なんとか動いています。ただし、時刻や経過時間が曇ってよく見えません。また発酵がうまくいかず?それほど膨らまないのは、材料が悪いのか、温度や時間が少しずれているのではないかと思います。かと言って、新品を購入する余裕はないため、この古いパン製造機をそのまま使っています。

            20年位前の製パン機、練りの途中


 スイッチを入れて5時間程度後、パンは出来上がります。小麦品種はパン用なのですが、グルテンが少ないのかあまり膨らみません。包丁で切ると、断面はフランスパンのようでもあり、カステラのようでもあり、ややぼそぼそしています。食べる時は、トースターで焼きます。わずかに糠のような香りがしますが、焼いた直後にバターを塗れば糠の香りは消えます。
 少しぼそぼそするパンですが、焼き立てはとても美味しいです。このパンを食べ終わると、数日後また同じように製粉してパンを焼きます。その繰り返しです。パンに関して我家の自給率は30%位でしょうか。もっと美味しくパンを焼くことができるようになれば、自給率が上ると思います。

   焼き上がったパン     断面は茶色カステラのよう     焼いた後バターを塗る
  


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春キャベツの苗を植え付ける | トップ | 光市 楽しかった虎ヶ岳ウォ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

料理、食品加工」カテゴリの最新記事