今はクルミの皮を採集する季節です。冬に採集する時は、伐採してすぐに煮る必要があります。しかし、今は伐採してすぐにそのまま皮を剥ぐことができます。今のクルミの幹や枝はとてもみずみずしいです。切った幹や枝から水滴が垂れるほどです。そして、皮と芯の間を剥離しやすいのです。皮と芯の間に指を突っ込み、つなぎの服を脱ぐように皮を剥ぐのです。
ところでクルミの汁を煮て水分を飛ばすと甘いそうです。言わばメイプルシロップになるとか。煮ないまでも汁を舐めると心持ち甘いような味がします。いつかクルミの汁を集めてシロップを作ってみたいと思っています。
つなぎの服を脱ぐように、クルミの皮を剥ぐ
クルミの皮を剥ぐ前、どのクルミを伐採するか選びます。私の考えでは三年目の幹か枝がちょうど良い太さです。また、皮の厚さもちょうど良いと思います。しかも、真っすぐな幹や枝を選びます。選ぶとノコギリで切ります。切った幹や枝を広場に運んで不要な葉を取り除きます。そして、皮を剥ぐ幹や枝を1m位の長さに切断します。
切断する幹を選ぶ 不要な葉を切り落とす 枝に切れ目を入れる
今梅雨シーズンなので、皮を剥ぐとすぐに天日乾燥しなければなりません。乾燥しないとカビが生えます。私は、皮を丸めててクラフト小屋内で扇風機を使って乾かします。一度乾燥すると何年でも保存できます。皮細工したい時は水に浸して柔らかくします。そして、必要な長さ必要な細さに切って使います。
めくるように皮を剥ぐ 乾燥する前に皮を丸める
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