東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口産ウールを紡いで座布団を試作(13/14)

2022年09月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 いろいろ忙しくて、座布団作りの時間がなかなかとれません。今回は、カーディングした羊毛を詰め込んだクッションを完成させました。絹布で作ったクッション袋に羊毛をギューギューに詰め込んだ後、その詰め込んだ入口を縫って閉じるまでの作業をしました。
 残りの作業は座布団の外側の袋を閉じるだけです。編んだ毛糸布が思ったより縮んだため、ミニ座布団になってしまいました。床の間などの広間で使う座布団ではなく、椅子に載せるミニ座布団として使えます。実際に使ってみました。座り心地、なかなかが良いです。

    羊毛のクッションを入れたミニ座布団、この詰め口を閉じるだけ


 さて、クッションを完成させるため最後の羊毛を詰め込みました。洗浄しておいた羊毛(羊:茶々丸)をドラムカーダー2回通してふわふわにしました。それを絹布袋の中に均等にギューギューと入れました。そして、羊毛を入れた口を縫ってふさぎました。その後、叩いたり押したりして平均的に羊毛が収まるようにしました。

  羊毛をカーディング     羊毛を袋に挿入    糸で縫い合わせる
  

 羊毛を入れ終わると、クッションの入口を糸で縫い合わせます。羊毛の張力があるので、布を手繰り寄せるようにして縫います。縫い目が小さくなるにしました。いわゆるたてまつり縫いでしょうか。次に詰め込んだ羊毛が寄らないように、クッションの四ヶ所を寄れ止めしておきました。素人裁縫なのでよく見れば変ですが、これでいいことにしました。次回、編んだ座布団の外側の袋を閉じて終わりです。

    糸を軽く通して寄れ止め        寄れ止めした四ヶ所
 


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