東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

竹皮を加工して籠の試作(2/3)

2024年05月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 竹皮を使って籠を作っていますが、クルミ籠と大きな違いがあります。クルミの皮は厚くて曲げるのが一苦労ですが、いったん籠にすると硬く締ります。そのため上手に使えば何年も使えそうです。
 竹皮は薄くすべすべしており、籠を作りやすそうに見えます。ところが、乾くと紙のように軽くて折れやすいのです。しかも、つるつるするのです。紙で作った籠のようで、長持ちしないような気がしてきました。籠ができても重厚感がないような気がします。その理由のため、竹皮製の籠が世の中に無いのだと思います。とにかく一つ完成させようと奮闘しています。

          底から立ち上げて縁止め中、やや難しい


 籠を組み上げている途中、竹皮の長さが足りなくなりました。竹皮を継ぎ足しましたが、継ぎ足しが意外に難しいのです。竹皮は表面がスルスルするため接着剤が付きにくいし、時間をかけていると乾燥して割れやすくなるのです。そのため、素早く組み上げることが大事のようです。霧吹きで水を吹きかけても良いのですが、乾くと水をはじきやすくなるのです。どんな籠になるのか分かりませんが、最後まで作ろうと思います。

 籠の底は十字の平編み   底の模様はこんな感じ  底からの立ち上げが難しい
  


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