東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

思いがけず、カヤネズミを飼うことに

2022年05月28日 | 生き物

 先日草刈り中にカヤネズミの巣を壊してしまいました。その後草刈りをしていると、草むらを逃げるカヤネズミを発見しました。草むらごと足で軽くふんづけるようにしてカヤネズミを捕まえました。我家の周りは草原だらけなのでカヤネズミが多いのだと思います。子供が小さい時に、ハムスターなどを飼ったことがあります。それを思い出して、ハムスターを飼うための小屋を購入しました。そして、我家で収穫した小麦を餌として餌箱に入れました。小屋の準備が整うと、その中にカヤネズミを放しました。よほどお腹がすいていたのか、すぐに小麦を食べ始めました。水もよく飲んでいます。

        餌箱の中で、小麦を食べている小さなカヤネズミ


 カヤネズミを観察すると、小屋の中をせわしなく動いています。先日誤って刈ってしまったカヤネズミの巣を入れておきました。その壊れた巣を器用に直しているようです。また時々、回し車に入って回しています。カヤネズミは小枝や草の上を器用に歩きます。近いうちに小枝を入れようと思います。ところで、カヤネズミにしてはほんの少し大きいような、また毛色が濃いような気がします。ハツカネズミかアカネズミなどかも知れません。暇があったら図鑑で調べてみようと思います。
 後日談
1週間後このカヤネズミを野に返しました。昔飼っていたハムスターのようにはいきませんでした。回し車を回しすぎて壊してしまいました。また、夜の間中この壊れた回し車を回すため、音がひどくてずっと不眠になりました。野生小動物は飼えないこと、野生に返すべき事を思い知りました。

  ハムスター飼育小屋    餌箱などの部品     餌を食べている
  

コメント
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