東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

洋綿(バルバゼンセ)の種まき

2022年05月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この連休中に洋綿(バルバゼンセ)の種まきをしようと思っていました。しかし、なんやかやと忙しく遅れてしまいました。数年前まではたくさん栽培していましたが、一人で糸を紡ぐにはそれほど多くの綿は必要ありません。それに、今は羊の毛を紡ぐ時間が多いため、綿糸を紡ぐ時間があまりありません。そのため、去年収穫した綿の中には種取りさえしていないものがあります。
 綿は生き物なので種を継ぐために毎年畑で育てる必要があります。洋綿は私の背を越えるほど育つため、今年は株間を広く1.5mにして種まきをしました。

      株間を広く1.5mとって、洋綿(バルバゼンセ)の種を蒔く


 今回種まきした洋綿(バルバゼンセ)以外に、茶綿と緑綿があります。両者ともに色が付いている綿のため染色できません。そのため、少量しか栽培していません。また、綿は互いに近くで栽培すると、混ざって雑種ができるそうです。それを回避するため、かなり離れた畑に別途種まきをしようと思います。順調に育てばこの秋に綿を収穫できます。その後、種取りしてカーディングして糸紡ぎをしようと思います。いかに細い糸に紡げるかが、今の私の課題です。

  畝に巻き尺を張る     1.5mごとに種まき    種まきした綿の種
  

コメント
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