東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

開花中の小麦周りなどを草刈り

2022年05月09日 | 麦,穀類,雑穀

 以前はいろいろな麦を栽培していました。大麦,裸麦,二条大麦,紫大麦などです。しかし今は、小麦を主に栽培しています。その他、種継ぎとして裸性燕麦(オートミール)をわずかに作っています。どの麦も、今の時期は野鳥の食害対策が大変です。
 今回、防鳥網を被せた小麦畑周辺の草刈りをしました。これから秋にかけて、野良仕事は草刈りが中心になります。今回の草刈りは数時間かかりましたが、軍手をしなかったため手の甲が日焼けで赤くなりました。夏に向けて、今後は日焼け,暑さ,水分補給,蚊などの対策が欠かせなくなります。

           綺麗に草刈りをした小麦畑の西側


 ところで、防鳥網に守られた小麦の穂が花を咲かせていました。小麦の花はとても地味です。遠くから見ても花が咲いていることが分かりません。穂の間から白い雄しべが垂れ下がっているだけです。稲と同じ風媒花なので花弁はないのです。なお、草刈りの間に、防鳥網の隙間を別の網で覆って補強しておきました。スズメやハトなどの野鳥の被害が無いと嬉しいです。

  白い雄しべが風に揺れる小麦の花     防鳥網の空いた隙間を補強
 

 小麦畑周辺の草刈りが終わると、隣の渋柿周辺の草刈りもしました。渋柿についてですが、近年の温暖化のためか干柿を作れなくなりました。従来の渋柿は熟期が早いので、加工して干している間に腐ってしまうのです。やむなく今は晩生の渋柿を収穫するため久留米に出かけています。今、熟期が遅い晩生の渋柿に転換しています。別の畑に植えた晩生の渋柿は、今年初収穫できそうです。小麦畑隣の渋柿はまだ苗を植えて年数が浅いです。そのため、収穫できるようになるのは2,3年後になりそうです。

     草刈り前のケヤキ林         草刈り後のケヤキ林
 

コメント
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