東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

耕運機の摩耗したロータリー刃を、全て新品に交換

2022年05月29日 | 農機具,工具

 農機具店(ヰセキ)から、注文していた耕運機のロータリー刃が届いたとの連絡がありました。さっそく新しい刃を取りにヰセキに行きました。痛い出費ですが、これが無いと耕運仕事ができません。新しい刃を持ち帰るとさっそく交換作業に入りました。家前の木陰に耕運機を移動し、メガネレンチ,ハンマーなどの工具類を用意しました。
 この耕運機の刃は四種類あります。そのため、ロータリーに取り付けられた摩耗刃と同番号の新品刃を交換しなければなりません。間違えると刃がカバーに当るなどして危険です。腰をかがめた精緻な作業なので腕や腰が疲れました。ロータリーカバー内に頭を入れる時に注意しないと、頭が刃やカバーに当たります。2時間位かかって16本すべての刃を交換しました。今後は快適に耕運作業できことでしょう。

        腰をかがめて、ロータリーの刃16本すべてを交換


次のようにして摩耗した刃を新品の刃に交換しました。
 ①摩耗刃を止めている六角ボルトをメガネレンチを使って外します。
 ②六角ボルトを外すと、摩耗した刃を取り外します。
 ③取り外した刃の根元に刻印されている番号と同じ新品の刃を選びます。
 ④その選んだ新品の刃を取り付けます。
 ⑤六角ボルトで新品の刃を手で仮固定します。
 ⑥六角ナットを六角レンチで強く締めて本固定します。
この①~⑥の作業を16回繰り返します。

  六角ボルトを外す     摩耗した刃を外す    新品の刃を取り付け
  

 ところで、ロータリーの刃の取り付けにはいろいろな工夫があります。耕運した土を外側に寄せたい場合、跳ね上げを外側に向けます。逆に土を内側に盛りたい場合、跳ね上げを内側に向けます。今回は両者の中間にセットしておきました。これは交換前と同じです。これで、今後10年位は安心して耕運できると思います。

A:先端が摩耗、B:摩耗して先端が無い     すべての刃を新品に交換
 

 この耕運機は東京八王子市に住んでいた時、稲作を止めるとのことで私が伊藤氏からいただいた耕運機です。15年前のことです。いただいてから5年間は八王子市で使い、10年前に田布施に持ち帰りました。トラクタを使うほど広くなく、車軸耕運機では広すぎる畑で重宝しています。さて、取り外した摩耗刃をどうしたものかと思っています。何かの治具として応用できないでしょうか。

         耕運機から取り外した、摩耗した16本の刃

コメント
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