東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

お茶の新芽の季節、自家製お茶を作る

2022年05月08日 | 樹木,果樹

 いつの頃か、我家にお茶の樹があります。これまであまり関心がありませんでした。毎年のことですが、五月初めの今はたくさんの新芽が出ています。たまたまお茶が無くなったため、お茶の新芽を収穫してお茶にしてみました。以前八王子に住んでいた頃、お茶を作っていたことがあります。蒸したお茶の新芽を、温めた大きな鉄板上で手のひらで押すように揉んでいました。そしてお茶にしていました。それを思い出して素人ながらお茶を作ってみました。

          収穫したお茶の新芽、最初にかるく蒸す


 お茶の新芽を収穫後、通常ならば軽く蒸し器で蒸します。しかし、蒸し器がないため密閉容器に入れて電子レンジで蒸しました。熱でしなった新芽を、板の上で手のひらで転がすよう揉みました。新芽から水分がたくさん出てきます。冷えたところで、もう一度電子レンジに入れました。冷めないうちに、同じように手のひらで転がすように揉みました。ある程度水分が出ると、風が通る日向に置いて乾燥しました。乾くとパサパサになり黒ずんだ色になります。即席お茶葉の出来上がりです。

  摘み取るお茶の新芽    最初の揉み作業     二回目の揉み作業
  

   三回目の揉み作業    五回目の揉み作業    七回目の作業後乾燥
  

 出来上がった即席お茶葉は缶に保存しました。お昼休憩中、その即席お茶を飲んでみました。色は市販品とほぼ同じです。味は市販品よりも少し落ちます。山裾で雑木のように育ったお茶なので、味が落ちるのは仕方ないでしょう。より手間暇かけて加工すれば、美味しい自家製お茶になると思います。 

   乾燥し黒くなった自家製お茶        色は市販品と同じ 

コメント
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