東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

藍染め用に育苗した藍を植え付け

2022年05月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 藍染めに使う藍がだいぶ大きく育ってきました。育苗中の藍は押し合いへしあいの状態で窮屈そうです。1株抜いて手に取って見るとちょうど良い大きさに育っていました。梅雨が来る前に畑に植え付けすることにしました。畑に植える藍を、何株も根ごと引き抜きました。そして、畑に運ぶため手箕に入れました。
 植え付けた藍が今後順調に育てば、今年も郷土館内で藍染め体験できそうです。また、お出かけして子供達に藍染めを教えることができそうです。さらに、冬の藍染めに使う葉をたくさん収穫できそうです。苗がだいぶ余ったため、必要な方にはお分けしようと思います。

    育苗した藍を根ごと引き抜き、畑まで運ぶため手箕に入れる


 藍を植え付ける前に耕運機で畑を耕しておきました。そして、低い鞍型畝を作っておき、二本の筋を引いておきました。この筋の上に藍を植え付けるのです。植え付けで注意するのは藍に限りませんが、根が乾燥してしまうことです。このため、育苗中の藍を掘り上げると、根が乾かないように速攻に植え替えします。手箕で畑に苗を運ぶと、すぐに畝の筋に10cm間隔に苗を置いていきます。置き終わると、根が乾かないようにジョロで水をかけます。

   数本を手に掴む    10cm間隔で藍を置く   根が乾かないよう水やり
  

 水やりが終わると、隣の1列に藍の苗を同じように置きました。そして、置き終わるとジョロで藍の根元に水をかけました。それが終わると、平クワで藍の根元に土をかけます。すべての藍の根元に土をかけ終わると、藍の植え付けは終わりです。一週間もすれば根付いて葉や茎が立ち上がるようになります。そうすれば、根元に施肥します。以後はどんどん葉や枝が増えてこんもり育ちます。

     2列目に藍の苗を置く       平クワで根元に土をかける
 

コメント
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