東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

草木染めに使うヘナの冬越し苗を、畑に植え付け

2022年04月29日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年は例年より多く草木染めに使う植物を育てています。その一つがヘナです。ヘナと言うと、一般的には髪染めに使ったり皮膚を色づけするのに使うようです。また、毛糸を橙色に染色することができます。このヘナはインドなどの熱帯で育ちます。そのため、日本では花が咲きません。当然ながら種ができません。そのため、寒い日本では枯死してしまいます。やむなく、私はヘナを植木鉢に挿木して簡易温室で越冬させています。

           温室で冬越ししたヘナを畑に植え付け


 簡易温室から出したヘナの苗を1m位の間隔で植え付けました。よほどのことが無い限り、育ってくれると思います。もう一つ熱帯性の藍染めに使う植物があります。インド藍です。これはギリギリ晩秋に種を収穫できます。しかし、収穫した種のうち発芽するのは数%ではないかとと思います。サトウキビもそうですが、熱帯性の植物を育てるのは骨がおれます。

 ヘナを植える畑を耕運     冬越しした苗    1株ずつ苗を植え付け
  

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