東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 伊保庄 小田~山近周辺の史跡巡りウォーキングの下見(2/2)

2022年04月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 廃寺の浄盧寺を出ると、眼下に見える斎藤牧場に行きました。道の両脇にたくさんの牛達が寝そべっていました。私が子供の頃、我家は酪農を経営していました。そのため、斎藤牧場を歩いていると懐かしい家畜の匂いが漂ってきました。牛以外に羊が数頭飼われていました。
 この牧場は、田布施農業工業高校生物生産科の実習先の一つになっているそうです。牛舎を見ながら牧場主である斎藤氏と会い談笑しました。お話を伺うと、斎藤牧場は肥育が主だとのことです。私と同様、今年度も田布施農業工業高校に関わることになったそうです。

         のんびり草を食みながら寝そべる斎藤牧場の牛達


 下見ウォーキングをご一緒したSさんのご主人のご実家は斎藤牧場です。そのため、Sさんに斎藤牧場を案内していただきました。ありがとうございました。牧場内を歩いている途中、Sさんは斎藤氏の奥様などと親しくお話をしていました。
 斎藤牧場を出ると、最近できた新道を歩いてみました。やたら車が多いなと思っていたら、この日が開通日だったとのこと。走っている車が多いわけです。新道の歩道は幅が広く、とても歩きやすかったです。峠に着くと、道を逸れてお地蔵様4に向かいました。なお、新道を通すためにお地蔵様4の位置が変わったようです。

  本日開通した新道      峠のお地蔵様4     廃寺常念寺の跡
  

 お地蔵様4から西の方を望むと馬小屋がありました。お地蔵様4から新道に降りて道を跨ぎ、旧道に出ました。そして、その旧道をどんどん黒島方面に向かって下りました。15分位川に沿って歩くと、右側に廃寺の常念寺跡がありました。かつてあったであろう本堂はありませんでした。お寺であった面影としてお地蔵様が何体か安置されていました。またご住職のお墓もありました。どうして廃寺になったのでしょう。明治初期の廃仏毀釈時に廃されたのでしょうか。

  べべがだいぶ風化したお地蔵様5     黒島近くの屋根付き地蔵様6
 

 常念寺跡からしばらく歩くと、四つ角に服がだいぶ風化した地蔵様5が安置されていました。最近お世話されていないのでしょう。廃校になった中学校跡の横を歩いていると、黒島が見えるようになりました。いったん海岸に出て歩くと屋根付きのお地蔵様6が安置されていました。ここまで来ると、目の前はスタート地点です。下見に参加された方々お疲れさまでした。本番の史跡巡りウオーキング、好天だと良いですね。

        下見ウォーキングした柳井市伊保庄黒島~山近周辺

コメント
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