東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 伊保庄 小田~山近周辺の史跡巡りウォーキング(4/5)

2022年04月30日 | 歴史探訪他ウォーキング

 疫神社から急坂を小走りに降りると、再び新道に戻って歩きました。次に大歳神社に向かいました。この神社の周りはイノシシが掘り返した跡がたくさんありました。我家もそうですが、近年どこもイノシシの被害が多いようです。本殿前の広場には花が散った桜が数本ありました。力石が本殿前に置いてありました。かつては若者が力石を持ち上げて力自慢をしていたのでしょう。力石はちょっとした神社にはおいてあります。ちなみに田布施町の浮島神社の力石には江良碧松の俳句が刻まれています。

      斎藤牧場から、伊保庄の海やその向こうの周防大島を遠望


 大歳神社を出ると山近地区に向かいました。なお、下見時に地元の方に案内していただいた祠がありました。しかし、大勢で行くには危険のため割愛しました。山近地区に到着すると、平生町に続く県道横で昼食休憩をとりました。下見時には心地良い暖かさでしたが、今回は日差しが強くて汗ばむような暑さでした。
 この県道、県道とは思えない細い山道が山の中に向かって消えていました。一度この県道を通って平生町まで歩いてみたいものです。地元の方に聞くと、平生町との境にお地蔵様が安置されていたそうです。そのお地蔵様は今、山に埋もれているのではないかと思います。

  力石がある大歳神社   ひたすら山近に向かう   床が朽ちた浄盧寺跡
  

 お昼休憩が終わると、廃寺の浄盧寺跡に向かいました。浄盧寺跡には南陽霊場と書かれていました。かつて巡礼者が訪れていたのでしょう。中を見ると立派なお地蔵様が安置されていましたが、天井は骨が見え竹が床を突き破っていました。小さな竹でしたがもう葉が出ていました。地元の方もこの寺を維持管理できないようです。いずれ朽ちて自然に帰るのだと思います。

 お出迎えの斎藤牧場のボニーと山羊     新道を峠の地蔵様4に向かう
 

  続いて斎藤牧場に向かいました。下見時におられた牧場主はおられませんでした。トイレをお借りして牧場内を少し散策しました。牛以外に誰もおらず、思いがけずポニーと山羊が我々を出迎えてくれました。斎藤牧場はやや高い場所にあります。伊保庄の海岸が良く見え、その向こうに周防大島がよく見えました。しばらく景色を堪能した後、新道を歩いて峠のお地蔵様4に向かいました。

     柳井市 伊保庄 黒島~山近周辺の史跡巡りウォーキングのコース

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