東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

シイタケ用原木の伐採と、しめ縄作り講習会(1/2)

2020年12月23日 | 樹木,果樹

 去年と同じように、いつもの仲間が集まってシイタケ栽培用原木の伐採をしました。私の畑にシイタケ用栽培用の原木にできるクヌギが生えています。しかし、あまりに高くなって台風などで倒れると電線に接触する恐れがあります。早くその木を伐採したいと私は思っていました。一方で仲間の数人はシイタケ用の原木が欲しいとのことでした。こうして私と仲間の意見が一致しました。今回私の畑に生える大き目のクヌギを伐採しました。伐採後の枝の切り払いがほぼ終わると、しめ縄の作り方の講習をしました。

     いつもの仲間と、シイタケ栽培用の原木にするクヌギを伐採


 最初、持ってきた梯子をクヌギに立てかけました。そして、梯子に登ってロープを幹の中腹に掛けました。ロープを掛けた理由は、クヌギを所定の場所に倒すよう引っ張るためです。続いて幹の根本をチェーンソーで切り、クヌギを所定の場所に倒しました。その後、チェーンソー数台で枝を切り払いました。そして、何本ものしいたけ栽培用の原木を切り出しました。

 矢印:引っ張るロープ   クヌギの根本を切る    枝をどんどん切り払う
  

 クヌギの年輪を調べると、18本位ありました。つまり、18年位前に亡き父親が植林したと思われます。亡き父親の話によると、元々はこの場所に干柿にする渋柿を植えていたそうです。今でも数本の渋柿が残っています。干柿を作らなくなった代わりに、シイタケ栽培用の原木にできるクヌギを植えたようです。

    参加者のみなさんが協力して、伐採したクヌギを裁断して運び出す


 クヌギは成長が早いため20年位経つと大木になります。そのため、15年位のサイクルで伐採して原木にすると良いとの話を聞いたことがあります。しかし、父親も亡くなり伐採しないまま放置してしまいました。そのため電線に接触するほどに育ってしまったのです。シイタケ栽培用に原木を切り出し終わると、次にしめ縄作り講習会をしました。

   クヌギの枝を細かく切り払う     切り出したシイタケ栽培用原木
 

コメント
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