東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾に向け、クリスマス用のフェルト細工を練習

2020年12月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 地元の小学校で来週、今年最後の放課後学習 成器塾があります。「手芸と調理」教室は、クリスマス向けにフェルト細工を子供達に体験してもらうことにしています。とは言え、私を含めてチクチク針を使ったフェルト細工をあまり知りません。そのため成器塾の指導員数人が事前に集まって、フェルト細工の練習をしました。私はチクチク針を使うのは初めてです。ちなみに犬猫の立体を作るようなフェルト細工ではなく、フェルト布上に雪だるまやサンタクロースをチクチクして描く手芸です。
 皆さんが集まると、さっそくチクチク針を使って練習しました。1時間程度練習すると、それなりの作品が完成しました。なおフェルト細工と並行して、圧力釜による小豆の煮具合を確認しました。これは、来年の成器塾でこの秋に収穫した小豆を煮てぜんざいを作る下調べです。

       談笑しながら、チクチク針を使ったフェルト細工


 さてフェルト細工ですが、最初に好きな色のフェルト布を選びました。私は緑色を選びました。その緑色のフェルト布の上に、丸くまとめた羊毛を置きました。この羊毛は、田布施農工高校で飼われている羊の毛です。原毛を洗浄してカーディングしてふわふわにしたものです。フェルト布の上に置いたこの羊毛を、チクチク針で何度もつつきます。この針は、羊毛をフェルト布に押し込みます。チクチク針でつつきながら、羊毛の形を整えます。

フェルト細工のサンプル   針で羊毛をチクチク    雪だるまらしい形に
  

 雪だるまらしい形になると、次は帽子を取り付けます。黄色に着色した羊毛を帽子の形にチクチクします。続いて空色のマフラーを付けました。最後に目や鼻をチクチクしました。目は良かったのですが、鼻のつもりが口のようになってしまいました。白いひよこか白いアヒルのようです。あくまで練習なので、これで良しとしました。来週の成器塾では、子供達にこのクリスマス用のフェルト細工を体験してもらいます。完成した作品は小さな額に入れる予定です。子供達はどんな作品を作るでしょうか?

  フェルト細工を練習する皆さん     完成した雪だるま(私の練習作品)
 

コメント
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