東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

「山口ウール展 岩国」に行き、数々の作品を鑑賞

2020年12月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 自分の織物作品を展示している「山口ウール展 岩国」へ行ってきました。岩国での展示会は6日が最後でした。錦川の河川敷駐車場に車を駐車しました。そして、扇町をしばらく歩いて会場に着きました。8畳位の手作り感ある暖かな会場でした。つい1週間前までは「あたたかな暮らし展」をしていた会場です。ところで、防府市で飼われている羊の毛が、「第10回 2020国産羊毛コンテスト"Fleece of the Year 2020" 特別賞」に輝きました。この羊の毛を利用した毛糸や作品も展示されていました。このような山口県産毛糸が出回れば、それだけ多くの織物作家さんに使っていただけるのではないかと思います。結果的に山口県産羊毛のブランド化に繋がると思います。

        恥ずかしながら出品した作品を前に


 出品できる作品は、山口県で飼われている羊の毛を30%以上使っていることが条件です。ところが山口県産の毛糸を市販しているとの話を聞いたことがありません。そのため、山口県産の羊毛を入手して自分で紡いで作品にするしかなく、今のところややハードルが高いかも知れません。私の場合、田布施農業工業高校で飼われている羊の毛を6月頃入手しました。その後、洗浄、紡ぎ、染色、そして織りました。とても手間がかかりました。

  展示会場の入口     ぎ機や作品展示     展示会場内を見学
 
 

 私が会場に着いてオーナーの方と談笑していると、DMをお渡しした方が次々に来られて驚きました。来展していただき感謝します。ありがとうございました。この展示会、来週は防府市の羊牧場「浦里 BAA  BAAファーム」で開催されます。「第10回 2020国産羊毛コンテスト"Fleece of the Year 2020" 特別賞」に輝いた羊牧場です。

   販売中の毛糸や羊毛など        羊毛を利用したフェルト作品
 

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