東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

畝を耕し、茶色綿の種まきを済ませる

2018年04月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年は、白和綿,白洋綿,そして緑洋綿の種を蒔いて育て、それぞれの綿を収穫しました。これらとは別に、今年は茶色洋綿(茶色綿)の種を入手しました。今回、その茶色綿の種まきをしました。その他にも薄茶、灰色などの綿もあるようですが、色別管理は大変だと思われます。今年以降、白、緑、茶だけの綿を栽培しようと思います。白と緑は数日後に種を蒔きます。

          茶色綿を栽培する畝を耕耘機で耕す

 茶色綿は種の数がとても少ないため、今年は実質的に種を増やすための栽培になるようです。茶色綿は、栽培のしやすさ,綿毛の長さ,あるいは綿質が分かりません。また、実際に糸を紡いでみないと糸質も分かりません。なお、白,緑,茶の糸ができれば、染色しないでも面白い布が織れるように思います。

  種まき間隔を決める     茶色綿の種       植穴に水をまく
  

 ところで、洋綿である緑綿と茶色綿は交配するとのこと。なるべく畑を近づけないようにすると良いようです。そのため、緑綿は2km以上離れた場所で栽培しようかと思います。なお、染色できる白綿はいろいろ使えるためたくさん栽培します。染色できない緑と茶色綿は少な目に栽培しようかと思っています。5月初めにはすべての綿の種まきを終える予定です。

     茶色綿の種を植穴にまく        続いて土を被せる
 

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