東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

夏キャベツの苗を植え付け

2018年04月10日 | 野菜:葉菜

 今年も夏キャベツの苗を植え付けました。以前は種まきして苗を作っていたのですが、ここ数年は苗を購入して植え付けています。仕事や何かのお役目が無くなれば、再び種まきから苗作りしようと思います。しかし、しばらくは仕事から抜け出せそうもありません。毎日のように苗を見回って虫がいれば摘まんで捨てたり、病気の苗を抜いて焼き捨てるような時間がないのです。

          苗を植え付けた後、寒冷紗を被せたキャベツ畑


 キャベツにしろ白菜にしろ、栽培で一番困るのは害虫が発生することです。毎日のように害虫の親であるモンシロチョウが畑を飛び交います。そのため、そのモンシロチョウを野菜に近づけないようにするのが寒冷紗です。農薬を使いたくなれば寒冷紗しかないように思います。ちなみに寒冷紗を被せることができない桃などの果樹は、害虫が卵か極小の幼虫の時に徹底的にやっつけます。これしかありません。

  畝にマルチを張る      苗を植え付ける     苗に水をかける
  

 キャベツの苗を畝に植え付けると水をまきます。そして、U字型支柱を畝に差し込んで、その上を覆うように寒冷紗を被せます。害虫は寒冷紗のわずかな隙間から入り込みます。周りを土でふさいで一匹も入らないようにします。寒冷紗が傷んで穴が開いていれば、すぐに塞いでおきます。一匹でも入ると、全滅に近い痛手をおいます。野菜作りはとても面倒ですが、美味しい野菜を収穫するためには手抜きは許されないのです。今年も美味しい夏キャベツが収穫できるでしょうか。

    最後に寒冷紗を被せると、収穫時まであまり作業はありません

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