東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

周南市 夫婦岩など三丘ヶ岳周辺下見ウォーキング(4/4)

2018年04月07日 | 歴史探訪他ウォーキング

 三丘ヶ岳からの急な下り坂を降りると、高速道路下を抜けるトンネルがありました。そのトンネル直前の坂道の途中に、仲良くお地蔵様六体が並んでいました。そのお地蔵様に、山道の無事を感謝して拝礼しました。三丘ヶ岳は、昔から登るような山ではなかったようです。城として使われた時代が長かったのか、お地蔵様や石仏のたぐいには全く遭遇しませんでした。そのため、この六体のお地蔵様に出会ってなんだかほっこりしました。

         ようやく三丘ヶ岳から下山、開けた空に気が緩む


 三丘ヶ岳から降りると、そんなに時間がありませんでした。予定では毛利元就公歯廟に行く予定でしたが、もし行けば1時間は確実に遅れます。また、黒岩峡や松原八幡宮に行けばさらに時間が遅くなります。三丘ヶ岳で思ったより時間がとられました。そのため、どこにも寄らないで徳修館に向かって一直線に戻るコースを取ることにしました。

  最後の下り坂      六体のお地蔵様       島田川のからし菜
  

 高速道路から一般の道に入ると、島田川沿いにどんどん進みました。舗装された道路なのに空いており、すれ違う人がいないのです。また、車も1台程度しかすれ違いませんでした。しばらく歩いていると、「こんな所に!」と思うような場所にぽつんと喫茶店があるのです。入るかどうか迷いましたが、勇気を出して入ってみることにしました。すると・・・・

    こんな所に喫茶店!          お地蔵様を数えながら進む
 

 入ってみると、マスターが1人横になっていました。私が少し大きな声で呼ぶと、猫を抱きながらおもむろにこちらを向きました。ジブリの世界のような不思議部屋です。三階の重厚なオーディオルームに案内されてテーブルを囲んで座りました。そこからがびっくりです。久しぶりのお客だったのでしょうか、猫達が次々にやってくるのです。最初、今はやりの猫カフェかと思いました。そのうち、一匹が窓から外に飛び出ました。猫の世界に迷い込んだようです!

           猫のお宿喫茶を出ると、一目散に徳修館に向かう


 猫達はミルクが大好きだとのこと。ミルクをコーヒーに入れ終わると、片目の大猫がテーブルの上にどっかと飛び乗りました。そして、入れ終わったミルク殻の底に舌を伸ばしてペロペロ舐めはじめました。この家にはいったい何匹の猫が暮しているのでしょうか。しばらくは話のネタに使えそうな、不思議な猫のお宿喫茶でした。その喫茶店を出ると、一目散に徳修館に向かいました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。

        下見ウォーキングした、三丘ヶ岳周辺のルート

コメント
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