東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

しいたけ用の木(楢)を伐採

2016年12月28日 | 樹木,果樹

 しいたけ栽培のほだ木にする木()を伐採しました。我家の北の裏山に生える、直径が20cm位の木です。最初、伐採するための道具を木の下に持って行きました。主な道具は、下左画像のA:チェーンソー,B:ロープ,C:鎖付きラチェット,そしてD:レンガです。

     伐採時に使う道具一式         ロープを縛ったレンガ
 

 伐採時に一番気を遣うのは倒れる方向です。希望する方向に倒れるように伐採するです。そのため、最初にロープを縛ったレンガを枝に向かって投げつけます。枝に引っかかるとレンガを手繰り寄せ、その位置でロープを結びます。そして、倒したい方向にロープを手繰り寄せるように強く引っ張るのです。

             ロープを結んだレンガを枝に引っ掛ける


 引っ張る先の方向にある木の根元に鎖付きラチェットを固定します。そして、伐採する木に結んだロープをラチェットで引っ張ります。次に、伐採する木の根元をチェーンソーで切り始めます。

  ラチェットを固定     木を強く引っ張る      木の根元を切る
  

 ある程度深く切ると、さらに強くロープを引っ張るとギリギリと音を立てながら木は倒れ始めます。そして、ドスーンと大きな音を立てて木は地面に倒れます。ただ今回は、低木の上に乗っかかるように倒れてしました。2月、倒れた木の幹を90cmごとに輪切りにします。そして、作業小屋まで運び、しいたけの菌を植え付けすつもりです。

           低木に乗りかかるように倒れた楢の木

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