東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

歴史セミナー「石城山から考える東アジアの古代山城」講演会に参加

2016年12月19日 | イベント,行事

 柳井市のアクティブやないで、石城山に関する講演会がありました。A君も来ていました。石城山には子供頃から何度も登っていました。また、この3月にも調査のため登りました。石城山の石垣は、戦国時代のように石を組むのではなく、レンガを積むように石を置く工法です。一目で石垣の違いが分かります。



 この講演会に参加して、私が常々疑問に思っていた謎が一つ解けました。それは沓石が山門の土台石と呼ばれているのに、どうして扉の軸穴が無いのだろうとの疑問でした。ところが、別の古代山城の沓石には軸穴が彫られていたのです。つまり、石城山の山門は、完成前に放棄されたのではないかとのこと。そのため、歴史から抹消されてしまった可能性があるのです。その他、東アジアとの関係などは私の考えと同じでした。古代を調べるには、中国を含む世界史の知識が必須です。いろいろ勉強になりました。
 この講演会が終わると、柳井縞工房がある白壁通りに行きました。

     配布された数々の資料            石城山のページ
 
 

コメント
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