東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 一日詣り巡礼ウォーキングの下見(2/2)

2016年03月13日 | 歴史探訪他ウォーキング

 伊佐里峠から大泉寺脇に降りると、大泉寺に行かないで先に上組に行きました。南平和霊場の順番では、なぜか大泉寺ではなく上組の薬師堂だからです。薬師堂は山の中腹にあるのですが、本来の登り口は竹が生い茂っていました。そして、倒れた竹でとても通れません。さらに、下山ルートも草が生い茂って通れません。去年の1月には通ることができたのに困ったことです。上組の方々が取り付けた紐を伝いながら降りました。本番のウォーキングまでになんとか整備できたらと思います。

南平和霊場第九番札所大泉寺     南平和霊場第十番札所   麻里府公民館でトイレ休憩
  

 上組の南平和霊場第八番札所薬師堂から、旧道を通り大泉寺に行きました。大泉寺は南平和第九番札所です。かつての巡拝ではこの大泉寺で昼食休憩を取ったとの故事にのっとり、同じように大泉寺で昼食休憩を取りました。昼食後、大泉寺のご住職にご挨拶をしました。大泉寺を出ると、次の霊場である中郷八幡田地蔵尊に行きました。

               南平和霊場第十一番札所戎ヶ下大師堂


 八幡田地蔵尊を拝むと、トイレ休憩する予定の麻里府公民館に向かいました。BerryBerryに寄って休憩することも考えましたが、30分もの時間が取れるかどうか微妙です。当日の余裕時間で判断するしかないようです。麻里府公民館で休憩を済ませると、麻郷の南平和霊場第十一番札所戎ヶ下大師堂に向かいました。霊場の雰囲気が最も残っている札所です。

南平和霊場十一番札所の板
    平和霊場十二番札所      南平和霊場第十三札所
  

 戎ヶ下大師堂は戎ヶ下の方々が大切に守っているようで、いつも綺麗です。毎日どなたかが掃除されているのでしょう。戎ヶ下大師堂を出ると、国道188号線の歩道を平生町方面に向かって歩きました。麻里府から麻郷浜城まで、固い歩道ばかり歩くためやや足が痛くなります。次に浜城の大日如来に行きました。お地蔵様は、綺麗なちゃんちゃんこを着ていました。続いて、蓮輪の南平和霊場第十三番霊場千光寺に向かいました。

   鳥越のこつり地蔵      八海公会堂前の地蔵様    旧人島橋跡袂のお地蔵様
  

 千光寺は田布施町でも最も古い寺の一つです。ただし今は、廃寺となっており正式なお寺ではありません。しかし、毎月決まった日に先代ご住職の娘さんが来ておられます。数年前に、巡拝のお札をいただいたことがあります。かつては巡拝時、各札所でお札が配られたのではないかと思います。次に、鳥越のこつり地蔵尊に向かいました。

               麻郷八海からは、田布施川沿いに交流館に向


 こつり地蔵尊は、何年か前に撤去されました。そのため、今は跡だけが残っています。かつて麻郷詣りまたは一日詣りと呼ばれていた南平和霊場巡礼は、このこつり地蔵尊が最終霊場で、ここで解散していました。今回のウォーキングではここで解散しないで、八海の地蔵尊などを巡りながら交流館まで歩きます。そして、出発地点でもある交流館に戻って解散します。
 昔の人は、仕事でも買い物でも歩くことが日常でした。そのため、今回歩いた距離を平気で巡礼していました。車に慣れた現代人は、今回のコース約24kmを楽々歩けるでしょうか。

            一日まいり巡礼ウォーキングのコース

コメント
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