東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻里府 上組 薬師堂周辺のお遍路道を普請

2016年03月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日、4月の一日まいり巡礼ウォーキングの下見をしました。その時、上組の薬師堂の昇り降りのお遍路道が竹や草で通れないことが分かりました。そこで、上組にお住まいの方の了解の元に、薬師堂前周辺のお遍路道を普請することにしました。大泉寺に車を駐車して、私は草刈機を持って、他の4名はノコギリや熊手などを持って薬師堂に向かいました。

            上組の薬師堂へのお遍路道を普請(主に草刈り)


 最初、上組のIさんを訪ねました。そして、草刈りする道を教えていただきました。ありがとうございました。薬師堂はH家の裏山にあります。なお、H家は私の同級生の家です。今は、その妹さんが主に御母堂の介護などで来ているそうです。一度、上組の道で立ち話をしたことがあります。

   倒れた竹を撤去   お遍路道から見上げた薬師堂   生い茂った笹を刈る
  

 お遍路道の東側と西側に分かれて普請しました。3名は、東側の登り道を整備しました。竹が生い茂ったり倒れた竹を、ノコギリで切るなどして歩きやすくしました。そして、私とEさんの2人は、西側の降り道を草刈りしました。草刈機を使って、生い茂った笹など刈取りました。これで、東側と西側のお遍路道が歩きやすくなりました。

            生い茂った笹などを刈取っているお遍路道


 道が歩けるようになると、少しばかり休憩しました。そして、ついでに守屋大人のお墓と言い伝えられている石や五輪塔などを見学しました。いつの時代に作られたのか分からない不思議な墓所です。薬師堂を出ると、本番ウォーキングで歩く道をトレースしました。途中、白いボケと思われる枝が落ちていました。周りをよく見ると、梅,ボケ,椿などの花があちこちで咲いていました。

守屋大人のお墓と言い伝えられている墓所     白いボケと思われる枝を発見
 

 ところで、本番ウォーキングで歩く上組の古道はかつては伊保木と麻郷を結ぶ往還道でした。上組では、一部民家の庭先を通っています。そこで、その民家に住むYさんに本番ウォーキング時に庭先を通ることの了解に伺いました。快く了解していただきました。Yさん、ありがとうございました。これで、4月24日の一日まいり巡礼ウォーキングのすべての準備が整いました。今回、お遍路道の草刈りなどにかけつけてくれた方々、ありがとうございました。
 車を駐車した大泉寺に戻ると、昼食を取ってから我家に戻りました。そして、ジャガイモの種芋を植え付ける畑を耕耘しました。そして、小麦畑の畝間も耕運しました。今は、小麦の緑がとても清々しい季節です。

              小麦の畝間を、耕運機で除草兼耕運

コメント
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