第13回たぶせ少年少女合唱団定期演奏会の第三部は、オペラ「がらくたおばけ」でした。一昨年はオペラ「木の実たちのけんか」 。そして、去年はオペラ「鳥と虹」でした。定期演奏会では毎回、新作の子供オペラをするようです。オペラと言うと、都会でしか見ることができないとの先入観がこれまでありました。私が高校生位の時は、オペラは東京や大阪でしか見ることができないと思っていました。今、子供向けとは言いながら、田布施でオペラを鑑賞できるのはありがたいことです。
第三部はオペラ「がらくたおばけ」
さて、「からくたおばけ」のストーリーは人間に捨てられた古い道具が、おばけとなって人間に悪戯したり脅かしたりする物語です。いわゆる、使い捨て文化に対する警告、物を粗末にしない文化、物には言霊があるという、どちらかと言うと日本的なテーマだと思います。
定期演奏会のパンフ 道に迷う子供達 道具のおばけに驚く
私は、昔使っていた道具をいくつか持っています。例えば、40年以上前に高校生時代に使っていたナップサツクを今だに使っています。段舎利好きな家内とは性格が反対なので困っています。古くて使えなくなった道具は、ポイ捨てるのではなく再利用したり再資源化することが大切なのかなと思います。
ところで、私の趣味の一つは壊れたラジオを修理して生き返らせることです。これまで何台も直しました。治ったラジオは私に感謝しているでしょうか。あるクラシックカーのカーラジオを生き返らせた時は、持ち主の家族に感謝されました。私も嬉しかったです。そのカーラジオ、生き返ってさぞかし私に感謝していることでしょうね。
目が覚める子供達と和尚様 オペラを演じた子供達