東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

去年植菌したしいたけを、刈伏せ場から伏せ場に移す

2016年03月15日 | 野菜:豆類ほか

 去年しいたけの菌を植え付けた榾木を、仮伏せ場から伏せ場に移しました。私がしいたけの伏せ場に利用している圃場は竹藪と杉木立です。今回は、杉木立の圃場を利用しました。杉木立下は、一年中太陽の光が届かなく日陰です。また、雨が降っても直接榾木に雨が当たらないため濡れる事はありません。いわば、しいたけが育つには最適な場所です。

 榾木が倒れないように横棒     去年仮伏せした榾木        次々に榾木を移す
  

 移した後の榾木が倒れないように、二本の幹の間に棒を横に縛ります。棒を縛りつけると、去年仮伏せした榾木を次々に移しました。よく観察すると、しいたけ以外のきのこが生えている榾木がありました。しいたけ菌を植え付ける時に、しいたけ菌としいたけ菌の間が開き過ぎたのかも知れません。それでも、ほとんどの榾木は、しいたけと思われる白い菌が育っていました。

   育っているしいたけ菌       すべての榾木を移す     移した後の榾木
  

 今の時期はしいたけがよく出る季節です。次から次へと出るので、我家では食べきれません。そのため、友達などにどんどん配っています。去年までは毎年しいたけ菌を移植していましたが、あまりにしいたけがたくさん獲れるので、これからは一年おきに植菌をしようと思っています。そのため、今年は植菌をしませんでした。来年の冬に植菌をする予定です。これから初夏にかけてしばらくはしいたけを収穫でき、その次は秋に収穫できます。夏と冬は収穫が止まります。しかし、今年の冬は暖冬のためか正月にも収穫できました。しいたけは生き物ですので、毎日の観察が欠かせません。

              我家の自給用しいたけ栽培の圃場

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