東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

絹さやインゲンなど豆類がいっせいに開花

2013年04月26日 | 野菜:果菜

  晩秋に種をまいた絹さやインゲンなどの豆冬にも耐え、先日つるがよく絡まるように支柱を立てました。その豆たちが、花を次々に咲かせ始めました。豆と豆の畝間が歩きやすいように、間隔を十分取って支柱を立てたのですがすっかり狭くなりました。このため、畝間をかき分けるようにして歩かなければなりません。

               支柱に絡まりながら伸びた、絹さやインゲンなどの豆


 それぞれの豆の花を見ると少しずつ違います。スナップエンドウ豆は真っ白な花を咲かせています。そして、グリーンピースはわずかにクリーム色をした花を咲かせています。そして、花びらがやや違います。スナップエンドウは花びらが両側に開いていますが、グリーンピースはやや後ろに返すように開いています。その違いは、遠くから見たのでは分かりません。
 なおスナップエンドウ豆の間に種をまいたレンズ豆は、スナップエンドウ豆に隠れるように小さく育っています。この豆、いったいどんな花が咲くのでしょうか。

       スナップエンドウ豆の花びら           グリーンヒースの花びら
 

 一方、絹さやエンドウ豆は、とても鮮やかな色をしています。スナップエンドウ豆やグリーンピースは白いのに、絹さやエンドウ豆は何故赤いのでしょうか。たまたま、この品種の絹さやエンドウ豆の花が赤いのでしょうか。しかし、さやを食べる以外に花を楽しめるのはとてもいいことです。ほぼ毎年のように絹さやエンドウ豆を栽培するのは、この花を見たさでもあります。

             絹さやエンドウ豆の花、色がとても鮮やかで花も楽しめる


 ところで、エンドウ豆の隣りに同じころ種をまいたソラマメ。豆類だからと全く肥料をやらなかったためか、あまり成長しないまま花を咲かせ始めました。ソラマメなどは肥料を効かせすぎると、アブラムシがよく発生します。無肥料だったためかアブラムシは一匹もいませんでした。
 ソラマメに限らないのですが、作物に肥料をやるのはとても迷います。肥料をまくと、作物は葉が濃い緑になり大きく成長します。そして収量も上がります。しかしアブラムシなどの害虫が発生しやすくなったり、また軟弱で徒長するために倒れやすくなります。ちょうど良い施肥量にいつも悩みます。

          花が咲き始めたソラマメ、豆を炒ったりソラマメご飯にして食べます

コメント
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