代休で平日休み。
4月だというのに雪がちらつくという寒さの中、ならばと南に向かう。
大好きな
熱海を通り越して、今日は
伊東へ。
駅前から海鮮系のお店をパトロールして、少し離れた場所にある『味の店 五味屋』の扉を開けた。
メニューの中に「ねごめし」(1365円)を発見。
何度かテレビの旅番組で見たことがある豪快な漁師飯だ。たしか漁船の上で、釣り上げた魚をたたいてご飯に載せてお茶漬けにしてかっ込む姿に、ヨダレを垂らした記憶がある。迷わず注文した。
大きな丼の表面を覆うのは、まぐろや白身の魚、いかなどのたたき、それに味噌と生姜とネギ。美しい。
そこにポットに入った出汁をたっぷりかけて、よく混ぜて食べてくださいとのこと。
まず、そのまま一口いただくと、充分おいしい。わさびでも添えてあれば、そのまま最後までイケちゃいそうなおいしさ、新鮮さだ。
それに、出汁をどばどばかけて、わっしわっしといただいた。
生のときとは食感も香りも変わっておいしい。休みなくどんどん流し込んだ。流し込んだんだけど、すごいボリュームでぜんぜん減らないぞ。こいつはスゴイ。すっかり船の上の漁師気分である(笑)。
妻の頼んだ「刺身定食」(1480円)も厚みのあるお刺身が船に載って出てきた。
あとで食べログを見たら、週末はいつも行列ができているとか。すんなり入店できたのは、平日の特権だったというわけだ。
行きに錦が浦の道路工事で片側通行で上りが大渋滞していた。そこで急がば回れ、伊豆スカイラインで帰ろうと海岸線から中に入って坂を上って行くと、電光掲示板に「積雪、チェーン規制」の文字。あわててUターンした。寒いはずだ。