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『散歩のとき何か食べたくなって』(池波正太郎著/新潮文庫)
なんという素敵なタイトル!
氏の著作、ドラマ化された時代劇とも無縁だったが、このタイトルを目にしたと同時に手に取り、もうレジに向かって歩いていた。
散歩する町、ふらりと入る店、懐かしい風景、思い出、そして味。
昭和が、そのままそこにある。
散歩がますます楽しくなってくる。
ただ、せっかく散歩をしていても、どんなにいいお店にめぐり会っても、僕が書けば、ただダラダラと思うままに書き連ねただけの単なる日記。
いつかは、氏のようにゆったりと楽しんで街を行き、深みのある、それでいてサラリとした大人の表現をしてみたいもの。そう、いつかはね。
などと勝手に思っていたのだが、この著作は52歳の頃だと知り慌てた。
ゲッ、ヤバッ…
急げ、僕には時間がない。
(って、ゲッはねーだろ、ゲは。ヤバッって、どーよ。これじゃあ、いつまでたっても…)
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