鏡開きイブなので、お餅の入っていないお汁粉の話題を(IF:意味不明)。
年末に鎌倉へ出掛けた時に、豊島屋さんで買ったお土産の『名所しるこ』だ。
鎌倉の名所が描かれた紙に包まれた懐中汁粉が8個、箱に収まっている。この箱、本のように開くスタイルだ。ただそれだけなのに、この見た目にワクワクしてしまう。中身が懐中汁粉だというところが、ワクワクをさらに掻き立ててくれる。
しかも、手にとってみると一つ一つがズシリと重いんですね。期待が高まる。
懐中汁粉といえば、文明堂や茅ヶ崎の『かっぱどっくり』のように、水分を抜いて固形になった汁粉が最中の皮に包まれたものかと思っていたが、これは裸だ。剥き出し。
包み紙をほどいたら、お椀に入れよう。この時、裏表があるので、ちゃんと確認を忘れずに。ま、忘れても何の影響もないけどね(笑)。
そして、お湯を注いで、お箸で根気よくまぜまぜ(説明するほどのことじゃなかったか)。
さて、固形物が溶け始めるのに伴い、小さな白い玉が泡のように次々と浮かび上がってくる。これがまた楽しい。
さあ、食べてみよう。おや、この小さな白い玉はモチモチしているぞ。舌の上では、意外に大きく感じる。最中の皮がないのでお餅的食感が期待できないと思っていたが、口の中でもしっかり楽しめた。
味も甘過ぎず上品。この幸せの箱は1280円。ちょっとした手土産にもいい。
我が家にお越しの際は、忘れずに(笑)。
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