本郷あたりは、旧くから山の手と呼ばれたエリアだ。
昼休みに散歩をしていても、立派なお屋敷や古い民家に出くわすことが少なくない。
裕福そうな暮らしが垣間見える一方で、その敷地内に駐車スペースのない家が多いことに気づく。多分このあたりの自家用車所有率は、山の手の中でもかなり低いのではないだろうか。
理由はカンタン。単に道が狭くて入り組んでいたり、坂ならまだしも階段ばかりだったりするから。
迷路のような路地が、開発の波を堰き止めているのだろう。そのおかげで、僕たちは今でも懐かしい風景にも出会えるのだが。
写真は、本屋さんの帰りにちょっと入ってみた路地の先、大きな家が建ち並ぶ一帯の空き地。珍しくクルマを発見した。小さいけれど、一応外車。
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