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O部長と国際通りを歩いていると、4~5歳位の男の子がワーワー泣きながら僕たちを追い越して行く。
そして、突然振り向いて戻っていったかと思うと、また追い越す。
なんだか、まとわりついているカンジ。その泣き声は、
「あ~、あ~、おが~ざぁ~ん、おが~ざぁ~~ん」
と言っているようだ。
お母さんとはぐれたのかと声をかけたら、うなづいた。
いやいやどうしたものかと困っていると、タイミングよく向こうからパトカーがやって来た!
婦警さんに事情を話しバトンタッチ。やれやれと僕たちは、お茶を。
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この旅行二回目の『ぶくぶく珈琲』(カフェ琉球珈琲館)を楽しんでから、来た道を引き返す。
すると、さっき迷子と出会った場所に近いお土産物屋さんの店先で、あの子が遊んでいるではないか。何事もなかったかのように。
どうやら、その店の子か、従業員の子のようだ。ちょっと納得がいかなかったものの声をかけておく。
「あれ?見つかったのか?」「よかったな」
「う・うん」
なんだよー、世話かけやがって、地元の子じゃん、迷子じゃないじゃん。
O部長と話しながら歩いていると、急に僕たちの横に現れ、こう言って走り去ったのだ。
「でも、お母さんはいないよ」
?
わざわざ追いかけてきてまで言ってくれたけど、その言葉の意味がいまだによくわからない。
もしかしたら、家を出ていったお母さんのことが急に恋しくなって泣きながら近所をウロウロしていただけなのかもしれない。そういえば、沖縄県は離婚率が全国一だというからね。
だったら、親身に話を聞いてあげるべきだったのか。あの、まとわりつきぶり?!を思うと。
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写真は、この話とは一切関係ありません。
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