とにかくもんのすごい向かい風で、アルウィンのスタンド最上段では息苦しいほど。相手のゴール裏の声は嵐のように襲いかかってくるけど、味方のチャントがよく聞こえない(笑)。
その風を考えての陣地入れ替えが吉とでるか凶と出るか。
前半のスコアレスは、風上だった湘南の攻撃を抑えた松本の作戦通りだろうか。
ただ、ハーフタムでその風がピタリと止んでしまったのだから、選択した湘南の思惑通り、いや止んだんだけど“追い風が吹いた”ってことかな(笑)。
ゲームが激しく動いたのは、その後半だった。
攻めているのにPKなんかで取られると、いつもならイヤ~な展開なんだけど、今日は取られても取り返せそうな気配が漂っていたのだ。
はたしてその通りに。
追いついて追い越すと追いつかれ、でもまた突き放す。あぁ面白い。
特に、これまでは取った直後に取り返されるというパターンがよくあっただけに、反対になっているのがうれしい。
最後はGKが片脚で跳ね返したり、6分というアディショナルタイムがさらになかなか終わらなかったり、ハラハラドキドキだ。
でも、よく見ると、選手たちは落ち着き払ってるじゃん。アップアップには映らない。このあたりも嬉しいね。
たぶん時計が100分過ぎを指した頃、ようやくホイッスルが鳴り、僕たちは勝利のダンスの準備をするのだった。
1stステージは10位だから昇格チームにしてはまずまずという評価かもしれないけれど、まだ残留が決まったわけではない。いや、反対に2ndステージで優勝する可能性もなくはない(笑)。
というわけで、インターバルもなく来週には開幕戦である。
次の仕事がスタートできたら、もう遠征はできない(というかホームゲームさえ観戦できない)ので、今日は思い切って松本まで出かけたのだ。でも、勝って締めくくれて本当によかった。
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