実は、かねてより行ってみたかったのが、月江寺という町。一度はたっぷり歩き回ってみたかったのだ。
先日、突然さくらんぼ狩りに山梨に行くことになり、おぉだったら一目でもと、むりやり吉田うどんを食べる口実を作って寄ったのである(笑)。
感動した!
商店街や飲み屋街がどこまでも広がっている。月江寺だけじゃなかった。富士山駅から月江寺駅を挟んで下吉田駅まで3駅ぶん続いちゃってた。すごいスケールな上に、そのほとんどが三丁目の夕日みたいな風景なのだ。
昭和ファンは例外なくヨダレが垂れ流し状態となる。
しかもだ、そんな巨大なセットを歩くエキストラの姿がほとんど見あたらない(笑)。
かつて繊維工業が盛んだった時代には、ここを往来する人であふれかえっていたのだろう。
みんなどこへ行ってしまったのか。
そして、商店の多くはシャッターを閉め、息を潜めている。営業中のお店を見つけるのは難しい。
中にはもう住む人もないのか、朽ちはじめている店も。保存はできなくとも、誰かが記録しておいてくれるといいな。ぜったいに風と共に去ってしまうはずだ。
今回は小一時間だったので、やっぱりなんとか都合をつけて、飽きるまで歩き回らないと。こんなすてきな昭和を、せめて自分の記憶の中にとどめておきたいと思う。縁もゆかりもない土地だけど。
看板建築博覧会開催中(期間限定かも)
やっぱり昭和じゃんと思ってここをロケ地にしただろう映画があった。ぜひ借りてきて観よう。
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