神奈川新聞の連載、カシアス内藤さんの「わが人生」を毎朝読むのが楽しみ。
その脇の「読者のページ」に「井上陽水さんに癒され」という文字が見えた。
読めば、子供が小学校と幼稚園に通うようになるころ、ラジオから聴こえてきた「傘がない」に感動しファンになったとある。アルバムを買い、ライブにも通った。でも、現在は難聴になり新曲は聴けなくなった。それでも「5月末のコンサートの話題を新聞で何度も読み返した」そうだ。
そして「相変わらず、あでやかな歌声だったとか。懐かしさでいっぱいになった」と結ばれていた。
驚いたのは、これを投書した女性の年齢が81歳だったこと!
そうか、「傘がない」のころ大人だった人は、今はもう老人なんだ。
だよねぇ。自分だって、もうエライ年だもんな(笑)。
で、突然だけど憂えるのは、ニッポンの演歌の行く末である。
だって、この年齢の方がすでにニューミュージック(古!)ファンだということは、いくら高齢社会だといっても、今後あっという間に演歌が廃れてしまうのではないか。
いや、別に演歌が好きなわけではない。でも、何でもかんでも洋風な音楽になってしまうっていうのも寂しい気がするからね。
演歌は先細りだよな…とは思っていたが、もう時間の問題じゃん。
たまたま読んだ読者の声だったが、実は日本ならではの一つの伝統音楽がいよいよなくなっちゃうぞと告げる重大な問題をはらんだ投書でもあったのだ(笑)。
写真は、本文とは関係ありません。鎌倉駅でお花を生ける方。いつもきれいにしてくださってありがとうございます!
井上陽水は好きでした。特にアルバム「断絶」は印象が深い。中学校の頃の歌ですね。現在、私は52歳です。投稿したご婦人は81歳ということは、ざっくり言って30歳は年上ですね。
と言うことは..私が中学生で聞いていた頃は40歳よりは上と言うことですね。それで幼稚園の子供がいたことになるなぁ。すごいな。
本題と違うところにコメントして恐縮ですが、忘れられない歌なんで、ついつい気になります。
では
関係ないですが小椋桂が身にしみる今日この頃です。
井上陽水のベスト盤アイポッドに入ってます。
うちのお婆ちゃんも駅に飾るお花、
よく生けてました。
以上
ホント、衝撃的でした「断絶」。
みんなアルバムを持ってましたよね。
当時フォークブームでしたから、
ギターをかきならしながらよく歌ったものです(笑)
それにしても、こちらは今日も雨でした。
「真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず」
おばあちゃんは駅で花を生けていたんですね。
ステキですね。