湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

三つの幸せメニュー

2013-10-23 19:20:43 | B食の道


開店時間の少し前に到着すると、すでにお店の前には10人ほどが列を作っている。平日だというのに。
平塚の大神、129沿いにある『三幸苑』は、タンメンやチャーメンで名高い野毛の『三幸苑』の暖簾分けとのこと。
駐車スペースが広いので店内も大きいのかと思っていたが、初めて入ってみたら意外にこぢんまりしていた。席数は25程度か。いい感じに枯れた古い大衆食堂のよう。なぜか、店内の窓という窓を覆うのはカーテンではなく、色とりどりの暖簾だ。
さて、開店と同時に小上がり以外はほぼ満席に。そして、端から全員が注文を申請するのだが、驚いたことに「タンメン」「サンマーメン」「餃子」以外頼む者はゼロだった。
ウチの夫婦も、僕が「サンマーメン」妻が「タンメン」(いずれも630円)をオーダー。僕の「サンマーメン」は独特のあんかけの粘度はたぶん弱め、あっさり系かもしれない。ただ、にんにくが効いていてクセになる味。たっぷりの野菜と細麺がうまく絡んで、これはおいしいですね。コストパフォーマンスもなかなか。開店前から並んだり、みんなが頼む理由が、食べ進めるほどによくわかる。
途中で丼を交換してお試し。「タンメン」は平打ち麺で野菜たっぷり。こちらもにんにくの香りがいい。
「おいしかったのでまた来よう」は夫婦共通の感想。ただ、二人とも今日と同じものを頼むと意見は分かれたのだった。

それにしても後から後からお客がやってきて、常に満席、相席が続く。もちろん、そのお客の口からは「タンメン」「サンマーメン」またはその「大盛り」と「餃子」以外のメニューは聞かれなかった。「タンメン」「サンマーメン」がこれだけおいしいのだから、他のメニューだっておいしいはずなんだけどね(笑)。

ちなみに、注文のほとんどが「タンメン」か「サンマーメン」なので、厨房も「タンメン」と「サンマーメン」をローテーションで調理しているようだ。複数で行って「タンメン」と「サンマーメン」を注文すると、間違いなく一緒にいただくことはできませんので(笑)。


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