「3Dプリンタという名前がキライなんですよね」
こうおっしゃったのは茅ヶ崎にある設計会社の社長さんだ。ひらつかサン・ライフアリーナで今日から始まった「湘南ひらつかテクノフェア2013」での講演で。
以前僕が勤めていた横浜のNPOの代表がこのイベントにやってくるというので顔を出してみた。FabLab Kannaiをスタートさせた張本人でもあるこの方の基調講演の後、茅ヶ崎の社長さんによる「3Dプリンターを活用したビジネス事例」というお話が始まった。毎日現場で格闘しているだけに、リアルに伝わってきて楽しい。
実際に自作した3Dプリンタを動かして説明してくれたのだが、そのマシンの部品のいくつかも他の3Dプリンタでつくったというから面白い。
いま話題の3Dプリンタだが、個人的にはそのネーミングにずっと違和感を覚えていた。世界的にはこの名前で通っているわけだし、たしかに立体的に印刷しているのだろうけれど、日本語の印象としては何か「プリンター」がひっかかるんだよね。どうしてもあの驚きのマシンのインパクトや、そこから産まれる造形物が想像できないのだ。
茅ヶ崎の社長さんもそんな思いと「いろいろな呪縛から逃れるために」考えたという。いいぞ、いいぞ、さすがに自分で作っているマイスターだけのことはある。期待、大だ。
そして、その新たなネーミングとは・・・
『Additive Manufavturers Syateme』
日本語では『加法的な製造システム』だとのこと。
ん~。どっちにしても僕にはよくわからないなぁ。
写真は、興味津々のセミナー参加者。平均年齢がちょっと高いかも。後ろ姿が茅ヶ崎の社長さん。
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