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長い人生の中で、外国人の方との接点はほとんどないのだが、一度だけ白人の美女に見初められたことがある。
大学生のころ、横浜スタジアムで球場係員のアルバイトをしていた時のことだ。
大学女子ホッケーの国際親善試合があった。確か相手はアメリカかカナダだったような気がする。
関係者入口のあたりで、外国人チームとバッタリ出くわして、その中の一人に見つめられてしまった。気がついたら“ロックオン”状態。白人の美女は美女だったが、とにかくガタイがたいしたもんだった。
そして、話しかけられる寸前、何か用事を思い出したかのようなふりをして僕は逃げ出したのだ。
試合が始まった。客席からフィールドを見ていると(おいおい仕事はどーした)、またその娘が活躍するんだな。グイグイ行く。ほれぼれする程の力強さ。いや~美女なんだけどねぇ。
試合終了後、彼女はチームメイトと共に、明らかに係員のユニフォーム姿を探していた。みんなが引きあげていくのに、いつまでも観客席を見上げているのだ。その様子を、僕はゲートの影から見ていた。まるで、缶蹴りで物影から鬼の動向をそ~っと見ている気分。ドキドキした。
いや、彼女にすれば、はるばる遠い東洋の国までやってきたんやさかい、ペンフレンドでも作って帰ろかてな軽い気持ちだったのかもしれない。
しかし、僕にはそうは見えなかった。
絶対に“喰われちゃう”と思ったのだ。
いま思えば、もったいないことをしたと悔やむばかりだが、あのころの僕には、まだ日本代表として戦う準備はできていなかったのである。
写真は、きのうの代々木駅。必殺ノーファインダーで。この方は華奢な美人さん。本文とはまったく関係ありません。
ちなみに、明日はサッカーW杯最終予選です(笑)。
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