出先から戻る途中、空腹に耐えかねてお寿司屋さんの暖簾をくぐる。
「へぃ、らっしゃい!」
この日最初の客だった僕は言うのだ。
「ラーメンね」
「はい、ラーメン一丁!」
お店の名は『しんとみ』。そう、北鎌倉では名高いラーメンもあるお寿司屋さんなのだ。というか、カウンターすらない店内は、町の食堂といった印象。実は僕も初めて、恐る恐る入ったのである。
気さくな雰囲気ではあったけど、壁のメニューを見返したら「ラーメンセット(のりまき、いなり)」(780円)が目にとまったので変更してもらった。だって、お寿司屋さんに入ったのにラーメンだけなんて気が引けたのだ。
ところが、後から入ってきた客といったら、みんな「ラーメンを」「ラーメンね」と単品(570円)を注文しているではないか。
ラーメンとのりまきやおいなりさんて・・・と組み合わせにやや違和感を感じつつも、好きなものばかりなので問題ないだろうと待つ。
問題なかった。これっぽっちも。
メニューに添えられていた「むかしながらの」がぴったりの懐かしいラーメン。それに、子どものころ甘味処で食べたようなのりまきとおいなりさんだった。
組み合わせ、サイコー!違和感なし!
小ぶりのラーメン丼もいい感じ。ほうれん草もいい味わい。おぉ、中からちゃんとナルトも出てきたよ。2010年から集中的に鎌倉を歩くようになってからこの店はチェックしていたものの初入店だったのが、今さらながらに悔やまれる。価格的にも庶民的なこんなお店があったんですね。
まだまだ奥が深い鎌倉なのだ。
「へぃ、らっしゃい!」
この日最初の客だった僕は言うのだ。
「ラーメンね」
「はい、ラーメン一丁!」
お店の名は『しんとみ』。そう、北鎌倉では名高いラーメンもあるお寿司屋さんなのだ。というか、カウンターすらない店内は、町の食堂といった印象。実は僕も初めて、恐る恐る入ったのである。
気さくな雰囲気ではあったけど、壁のメニューを見返したら「ラーメンセット(のりまき、いなり)」(780円)が目にとまったので変更してもらった。だって、お寿司屋さんに入ったのにラーメンだけなんて気が引けたのだ。
ところが、後から入ってきた客といったら、みんな「ラーメンを」「ラーメンね」と単品(570円)を注文しているではないか。
ラーメンとのりまきやおいなりさんて・・・と組み合わせにやや違和感を感じつつも、好きなものばかりなので問題ないだろうと待つ。
問題なかった。これっぽっちも。
メニューに添えられていた「むかしながらの」がぴったりの懐かしいラーメン。それに、子どものころ甘味処で食べたようなのりまきとおいなりさんだった。
組み合わせ、サイコー!違和感なし!
小ぶりのラーメン丼もいい感じ。ほうれん草もいい味わい。おぉ、中からちゃんとナルトも出てきたよ。2010年から集中的に鎌倉を歩くようになってからこの店はチェックしていたものの初入店だったのが、今さらながらに悔やまれる。価格的にも庶民的なこんなお店があったんですね。
まだまだ奥が深い鎌倉なのだ。
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