湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

観音さまの懐へ

2010-12-27 23:37:14 | B食の道


この本にも登場している大船の『観音食堂』。
一度は入ってみたいと思ってはいたが、『食堂』とはいいながらも、お店の前に置かれているメニューからも『酒場』的においがプンプンして、中は赤ら顔のおっさんたちがウジャウジャしてワイワイガヤガヤえらいことになっていて定食を食うヤツなんて白い目で見られて、もういたたまれなくなるんじゃないかと勝手に想像して、角にあってよく通るのになかなか足を踏み入れることができないでいたのだ(笑)。
今日は山の中を歩いていて昼食にありつけたのが午後3時。空腹に耐えかねて、エ~イと飛び込んでしまった。
扉を開けると赤ら顔のおっさんはお座敷に数名いるだけで、あとは普通に食事をするお客さんばかり。なんだかあまりに普通の食堂で、拍子抜けしてしまった(笑)。
お魚屋さんが経営しているだけのことはあり、壁にズラリと貼られたメニューはほとんどが魚介類。
そんな中、頼んだのは「魚フライ定食」(750円)。
なぜ、わざわざフライ、刺身系だろ…。
だって、好きなんだからしょうがない(笑)。
「魚フライ」は「アジフライ」だった。それも、かなりデッカイ。
アツアツサクサクでうまかった。しかも、キャベツやマカロニサラダ、小鉢(マグロの佃煮)、お新香、大きなアサリの味噌汁まで充実のラインナップ。よく見れば定食メニューの中で最安値で、なかなかのお得感である。
こりゃあ夜ともなれば、とびきり新鮮でうまい肴を求めて、やっぱりおっさんたちが集まってくるに違いない。




こちらは電車からも見える大船観音。白いお肌が青い空に映える。

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