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子供の頃、ビンのジュースといえばタケダのプラッシーで、お米屋さんにケースで頼むものだった。
缶ジュースもあるにはあったが、それほど一般的ではなかった時代だ。
それ以外でジュースとなると、やはりあの「ワタナベのジュースの素」に代表される粉末ジュースが思い出される。チープな味わいが懐かしい。ラーメンとカップラーメンがまったく別物であるように、粉末ジュースは他のジュースとは一線を画していたのである。
そして、その粉末を水に溶かさずに直接舐めるという行為は、子供たちにとっては至福の時だった。実はこうして消費されていく粉ジュースのほうが多かったかもしれない。もちろん、ベロの真ん中あたりは赤や黄色や青に染まり、それを友だち同士で見せ合って笑い転げたものである。
スーパーの棚で『メロンソーダの素』(3袋入り88円)という「粉末清涼飲料」を見つけた。
「京都福知山工場謹製」という表示をはじめレトロなデザインになっている。製造者はクラシエとなので、やはりこれの素は「ワタナベのジュースの素」ということ。そう、あの渡辺製菓はかつてのカネボウフーズに買われていったのだからね。
さっそく冷水に溶かして飲んでみた。
ところが、ほんとのメロンの味がして驚いた。
決して粉末ジュースのメロンの味ではない。果物のメロンの味なのだ(笑)。本格的…といっていいのかどうかはわからないが、昔のメロンソーダ味でないことだけは確かである。
懐かしい味わいを期待していた僕としては、ちょっとがっかり。
とはいっても、あと2袋残っているので、もうすぐ僕の舌は緑色に染まるはずである(笑)。
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いやいや、イマドキの食品だけに「合成着色料不使用」のようだ。ということは、残念ながら昔のようにはならないかな。もちろん、もうチクロ(人口甘味料)も入っていない。
同じシリーズのオレンジソーダは『オレンヂソーダの素』となっている。
当時、ケースで頼むジュースといえば「バヤリースオレンジ」でした。駄菓子屋で、粉ジュースは舐めた経験があります。
僕の地元は大磯ですが、瓶ジュースは「チェリオ」でした。
バヤリースもビンの形が独特で好きでした。
今も1リットルの紙パックでよく買います。先日、西友で缶のバヤリースが38円で置かれていましたよ(笑)。
ビンも時々食堂で見かけます。
でも、やっぱりチェリオですよね!
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