湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

哀愁のハムカツ

2005-11-23 01:06:24 | B食の道


文京区民センター1Fにある真砂市場で、お肉屋さんの小ぶりな揚げ物のショーケースをのぞく。
コロッケ、メンチ、唐揚げなどの間に埋もれるように数枚のハムカツのようなものを発見。
でも、値札(ネームプレート?)が見当たらない。
「これ、ハムカツですよね」
「・・・(ちょっと間を置き)そうだよ」
「じゃあ、コロッケ2つとハムカツ1枚ね」
おじさんが商品を袋に入れながら
「おまけしとくよ、200円でいいや」
コロッケ1個100円でしょ…おいおい、ハムカツ1枚分タダじゃん!
アリガトおじさん。
ウキウキしながら帰社し、さっそくかぶりつく。サクサクッとした衣の歯ごたえが心地いい。
そして…ガギッ。か、か、噛めない。
ギリギリギリ~ッ、ングッ!!
無理やり噛み切ると、超薄切りのハムが出現。
その信じられないほどの噛み応えは、信じられないくらい薄いハムに火が通り過ぎたからだろう。
最近よくあるブ厚いハムカツを「なつかしの」と称して売るのもどうかと思うけど、ここまで薄いのも…。なんか淋しくなってきて、枯葉を食ってる気分(食ったことはないけど)。
オマケの意味が何となくわかった秋の日だった。

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