「そのころのブレッド&バターは“誰にも秘密のビーチ”のような存在だった」
今日発売になったブレッド&バターの30作目『Oh! LIFE』(avex io 3000円+税)の見開きに音楽評論家平山雄一氏が寄せた一文である。
「その幸せを無粋な者には教えずに、自分たちのサンクチュアリーとして大切に心に秘めてきた」
そうそう、そういう存在なのだブレバタは。他の人には分かってもらえなくてもいい。あの頃のままに、心地よく、ちょっと揺らぎながら、切なく僕たちの胸に響いてくれれば、それで満足なのである(笑)。
平山雄一氏は、そんな長らくのファンの思いを見事に代弁してくれていた。嬉しくて、誇らしくて、もうそれを読んだだけでライナーノーツを閉じC Dをしまっちゃおうかと思った(笑)。
いや、いかん、聴かなければ!
いやいや、聴かなくてもわかるのだ。だって、ブレバタは、やっぱりブレバタなのだからね(笑)。
こちらは、同時発売のハードカバー『伝説のカフェ・ブレッド&バター』(ワニブックス刊 1900円+税)
両A面扱いで、右開きが兄・岩澤幸矢著で縦書き、左開きが弟・岩澤二弓著で横書き。普通は最終ページにあるクレジットが二人の真ん中にある。
書店で予約するとき「ブレッド&バターの…」というと、僕と同年代風の女性店員が「え~っ、ブレッド&バターって、あのブレッド&バターですか~?」と、ギターを弾くポーズをとった(笑)
特別な気持ちで
湘南海岸へおいでよ
SHONAN BOYSは不老薬
還暦過ぎてもブレバタはブレバタ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます