湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

熱き衣に

2014-07-11 22:02:53 | B食の道


もうとにかく暑い、暑すぎる。
昼間、用事があって阪東橋の方まで日陰を選びながら歩いていく(笑)。
用を済ませてせっかくだからと『和食いちばん』へ。ホントは予定通りだったりして。

表にはリーズナブルな定食の貼り紙もあったが、またしても「煮かつ」(648円)に目がいってしまう。
これに「定食」(270円)をつけてもらう。合計すると918円、いい値段じゃん。でも、暑い中を歩いてお仕事だったので自分へのご褒美ということで。



さて、「かつ煮」、いやここでは「煮かつ」は凄かった。まるでステーキやハンバーグのようにジュージューいいながら鉄板に乗ってきたのだ。こ・こんなの初めて。ただの「かつ煮」いや「煮かつ」が、なんだかゴージャスな料理になっている。
ん? 「かつ煮」いや「煮かつ」は、本来豪華な料理なんだけどね。だって、衣をつけて揚げたかつをわざわざ煮ちゃうんですよ。しかも、それを卵でとじちゃう。で、ご飯の丼にのせるのかと思いきや、お皿に盛っちゃう(笑)。立派なおかずとして独立させるという、ある意味「かつ丼」よりもゼータクなメニューなのである。
それがですよ、今日はそのお皿ではなく、アツアツの鉄板にのってお出ましだ。この鉄板がかなり熱々で、少しも冷めてこない。

ほんじゃあとご飯を口に運ぶと、これが炊きたてみたいでめちゃめちゃ熱いのだ。
ならばと、味噌汁をと口をつけると、これまたアチチ。
でも、時間もそれほどないので急いで食べたい、でも熱い。でも、食べなきゃ・・・
もう、汗だくである。

それでも、アツアツの鉄板の上にのっている「かつ煮」いや「煮かつ」は全く冷める気配もない。よく見るとこのかつ、そもそもデカイぞ。ご飯も丼に山盛り。味噌汁のお椀も、うどん腕のようなビッグサイズだ。どれもなかなか減らないよ。問題なのは、全部うまいってことだ(笑)。

そんな中「定食セット」の小鉢が、全身汗だくの僕を少しだけ癒してくれるのだ。小鉢の一つはマグロ煮。おいしいのはもちろん、ヒンヤリ加減が嬉しい。そしてもう一つが温泉たまごだ。これも適当に冷えていて、一息つける。
おっと、温泉たまごかぁ。卵&卵じゃん。好きだから構わないけどね(笑)。



まぁそんなこんなで、暑い日の熱いランチと格闘する僕なのであった。
完食後、またジリジリと照りつける日差しを浴び、異常な湿気に包まれながらフラフラになりながら会社に戻ったのである。

そういえば、会計時にライスのみの値段を尋ねたら「160円です」とのこと。
夏の僕にとっては、「かつ煮」いや「煮かつ」(いいかげんしつこい?)には「定食セット」ではなく、今度はライスのみでいいと思う。いや、でも二つの小鉢と柴漬けが付いていたから食事時熱中症にかからず生きのびることができたという気もするし。いや、そもそもでっかい器の味噌汁がなければここまで熱い思いをせずに・・・
これは、なかなか難しい問題だ。
それから「煮かつ」なのか「かつ煮」なのかもね(笑)。



この暑い中、明日の高校野球神奈川大会開会式のリハーサル中。明日も熱中症にご注意を!