４－０だから、結果だけみれば快勝、圧勝のようだ。
実際、危うい場面はクロスバー直撃をくらった１本ぐらい。
ただ、自力の差は明らかなのにどうも攻めきれていない印象。自分たちのペースで攻撃ができていない。そう、気がつくと相手の６番（國仲選手）を経由するスローなパスのテンポに飲み込まれてしまい、なかなかこちらのリズムが出てこないのである。だから、得点を重ねても“取った”実感が薄い。特に、後半はミスも多くなって、スタンドのため息も増えた。観ていても、なんだかずっと歯がゆい感じだった。
それが証拠に、試合後の「勝利のダンス」も、いまいちノリが悪かった。選手たち自身も率先して踊ろうとしていなかったようにも見えた。
それでも、３回戦にコマを進めることができたのはよかったね。しかも、３回戦もまたホームとのこと。相手は甲府だ！
あぁ、絶対に観戦して、絶対倒したいのに、その日は仕事の時間とモロかぶりである。勝って、気持ちよくダンスを観たいのに。
今年も桜マークの天皇杯仕様のボール。