湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ロスタイムの記憶

2013-08-31 23:42:05 | 湘南ベルマーレ


いい流れなのに、なかなか決まられないのは相変わらず。
でも、セットプレーで2点取れちゃうとは!
現れたプレースキッカーのおかげかな。

3点目は、最終ラインの遠藤選手がずっと狙っていた感じですね。こちらもウエリントン選手という絶好のターゲットが現れたために実を結んだような。

えっ? 3得点? しかも守りの堅い仙台から!
ウッソー!信じられない!夢見心地でいたら、PKを献上して目が覚めた(笑)。
あとは試合終了のホイッスルを聞くまで、今度は生きた心地がしなかった(笑)。

サザンのフィナーレらしく、バックスタンドの向こうで花火が上がる。そこからのアディショナルタイム4分が長かった。完全に受け身になって猛攻に遭う。でも、選手が一丸となって、そしてスタンドまで一体となって守りきったのだ。厳しく、辛く、永遠とも思えるほど長いドッキドキの4分だったが、それはベルマーレを一つにする貴重な4分でもあった。

実は、優勝したわけでも、降格を逃れたわけでもなく、ホームでたったひとつ勝っただけのことなんだけどね(笑)。

いやいや、ほっとしてはいられない。まだ、上との差はかなりある。
でも、可能性だって充分あることは、今日のゲームを観ていればよくわかる。
さあ、これからだ。


茅ヶ崎球場が花火のころ、アディショナルタイムに突入した。


みんなの心が一つになった!


翌日の追記
手倉森監督のコメントに発見!
「そのなかで今日の夏休み最後の、仙台はもうとっくに始まってますが、BMWスタジアムをつくり出すサポーターの雰囲気にやられたなとものすごく実感した。一巡目から勝てなかったチームを勝たせる悪い癖が今日も出たなという。でも湘南とはJ2時代からずっとしのぎを削ってきた仲で、とくに勝ったり負けたりしている相手だったし、そういうときに彼らのホームでの雰囲気作りは、残留に対して一体感をものすごく感じたゲームでもありました」
陸上トラックもあるし、クールなファンも多く、どちらかというとスタジアムの雰囲気としては“薄い”気がしていたけど、ピッチレベルではこんなふうに感じていたんですね。みんなが同じ気持ちになると、かえってスタジアムのコンパクトなサイズが一体感を生みやすいのかもしれないな。