湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

丁度112年の立ち食いそば

2012-09-02 18:40:21 | B食の道


このところすっかり「立ち食いそば」づいているけれど、金曜日は桜木町駅で「川村屋」に寄って、珍しい「アジ天そば」を食べた。
わりとあっさりしたアジの天ぷらが濃いめの汁に合って、こういうのもアリだよねなどとズルズルやっていると、目の前の貼り紙に目がいく。そこには、こう書かれていた。

明治33年4月に当時横浜にあった料亭「富貴楼」の経営者「齊藤くら」が「伊東博文」を通じ当局の許可を得て、養女「渡井つる」の名義で旧桜木町駅に駅食堂を開設したのが川村屋の始まりです。
今年で川村屋は営業開始から丁度112年という長い期間に亘りここ桜木町駅で営業を続けて参ったことになります。これもひとえに沢山のお客様の御愛顧の賜物だと深く感謝致しております。※原文ママ

ただの駅そばかと思っていたら、そんな由緒ある立ち食いそばだったんですね。
しかも「営業開始から丁度112年」・・・
まあ、いいか(笑)。

さて、途中でバラバラになり汁の底に沈んだ尻尾が行方不明に。こうなると、濃い汁はいけませんな。丼を傾けてガバガバやろうにも、尻尾を飲み込んでしまいそうで(笑)。でも、おいしかった。