湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

かつて尿に糖が出ていた

2006-01-26 01:48:30 | あんな話こんな話


「もう治ったんだからけっこうです」
「そんなことを言わずに出てくださいよ」
健康保険組合の保健師さんに強引に導かれ、『健康教室』なるものに出席した。
講師は順天堂大学の河盛隆造教授
「糖尿病との上手なつきあい方」というテーマだけあって、生徒は“いかにも”血糖値が高そうな年配の男性が大半だ。いや、僕もその内の一人ではあるのだが。
それでも、どう見ても僕が最年少。ちょっと浮いているのか、胡散臭い目で見られているようではあった。
さて、先生のお話はとてもわかりやすく、しかもリアル。毎日たくさんの糖尿病患者と向き合っているだけのことはある。時折、数字を交えたり、順天堂大学だけに先日の箱根駅伝のウラ話をポンと出したり、あきさせることなく進む。
糖尿病を予防、改善するためにはいろいろ大切なことはあるが、結局のところいかに食事に関心を持つかがカギを握っているという内容だった。
年末年始を挟んで、やや過食気味だったことを猛省。
糖尿病に自覚症状なし。怖いのは合併症だ。
帰り道、黙ったまま歩くみんなの背中が淋しそう。
僕だって血糖値が200を超え尿に糖が出ていた頃に聴いていたら、きっとブルーになっていたに違いない。

今日の写真は、会場近くの歌舞伎座前。どんな場合もタバコはダメだが、時に適度なお酒はよろしいという話もあった。