湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ただただ淋しい帰り道

2005-11-26 20:26:43 | 湘南ベルマーレ


怒りとか、憤りとか。
歳のせいか、そんな感情を忘れてしまったようだ。
それとも、そんな領域をとっくに超えて既に悟りの境地に踏み込んでしまったのか。
今はただ、淋しく、悲しく、つらく、そしてせつないだけ。
秋ですね。いやいや、秋もおしまいですねぇ。
2005年ホーム最終戦、湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスは1-2で終了。
今年を象徴するかのようなゲームだった。
今年も、湘南サポーターはMとして相当鍛えられた。たいていのことは耐えられるぞ。もっとイキのいい鞭やローソク持って来いってんだぁ。
それより来年のことを考えよう。トップ下に中町選手とゴーラン選手が並んだ布陣なんてワクワクするんだけどな(今のシステムじゃ叶わない夢だけど)。
おっと、まだ1試合残っていた。
見事に色づいた木々の下を、みんな言葉少なに家路を急ぐ。来年は、シーズンを笑顔で振り返りながらの帰り道にしたいものだ。


お手上げ?今年もお勤めご苦労様でした。  試合後のセレモニーを黙って見つめる人。


ネームプレートも来春まで。あっ、オーストラリアに行った人!

橋のたもとでいつまでも

2005-11-26 01:26:59 | 仕事のついで東京散歩


「早く安くあげるために鉄筋の数を減らせ」
なんてことは決して言われない。むしろ
「どんなことがあっても壊れないように、とにかく頑丈に作っとけ」
と言われるのが当たり前。
そんな時代に作られたのだろう堅牢な姿を、その橋はどっしりと川面に横たえていた。
永代橋だ。
実際その橋の下にもぐりこむと、鉄骨の太さやビスの数の多さに驚かされる。
今日は仕事で、この橋の近くの会社を訪問。
帰社後の忙しさがわかっていたので、速やかに戻るつもりだった。しかし、同行したI君がどうしても2~3本、いや5~6本、電話をかけたいというので、仕方なく橋のたもとで待つことに!
しょうがねぇなぁ(ウキウキ)。
クルマの量も多いが、かなり距離のあるこの橋をたくさんの人が行き来している。川の向こうとこちらを、町と町を、人と人とを結ぶ大切な存在であることがわかる。
ゆっくりと歩いて渡っていけば、昭和の町に迷い込みそう。
そんな雰囲気が漂う古い様式の素敵な橋だった。